保証協会について

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ごあいさつ

理事長 杉本 明文
 皆さまには、平素から格別のご支援、ご協力をいただき厚く御礼申し上げます。

 令和2年度は、4月早々、政府から緊急事態宣言が発せられ、社会経済活動が大きく停滞する中で始まりました。これは、わが国だけでなく、世界的なパンデミックを引き起こした新型コロナウイルス感染症がもたらしたもので、その根本的な対策には年単位という長期を要することが確実な状況です。

 そのようななか、生産や消費という実体経済を直接支える中小企業・小規模事業者の皆様には、計り知れない影響が生じており、かつ、将来の展望が全く描けない事態が続き、不安が増すばかりの日々となっています。資金繰りに関しても、かつて経験したことのないほどの急激なニーズが発生しています。これに対応するため、セーフティネット保証や危機関連保証の発動、民間金融機関を窓口とする無利子・無担保融資の創設など、国や地方公共団体による対策が矢継ぎ早に繰り出されています。

 私たち兵庫県信用保証協会は、こうした状況を踏まえ、金融機関をはじめ、関係諸機関との緊密な連携のもと、信用保証を通じて、甚大な影響を受けている中小企業・小規模事業者の皆様への支援に全力で取り組んでいます。

 今後とも、基本理念が示す「信頼される保証協会」を実現するため、常に業務を「前進」させていくという意識のもと、役職員一同が誠心誠意業務に取り組み、地域経済・社会の発展に貢献してまいりますので、なお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和2年4月

兵庫県信用保証協会
理事長 杉本 明文