2025年1月17日(金)〔09:44〕|お知らせ
阪神・淡路大震災から30年。時の経過とともに震災の記憶は薄れつつありますが、被災された方にとっては忘れることのできない苦難の日々であったと思います。そのような中、再建を信じて経営努力を続けて来られた事業者の皆さまに改めて敬意を表します。
当協会では、本所の被災により仮設事務所に移りながらも、被災事業者を何としても守り抜くとの高い使命感を持ち、災害復旧融資の保証に全力で取り組みました。また、その後も、返済条件の変更等に柔軟に対応するとともに、経営改善を後押ししてきました。
現在、同保証の残高は大きく減少しましたが、原材料価格の高騰や人手不足の深刻化など厳しい経営環境が続いており、今後も事業者に寄り添いながら資金繰り支援や一歩先を見据えた経営支援を行うとともに、生活再建支援にも適切に取り組みます。併せて、来るべき災害への備えとして、災害時発動型予約保証「そなえ」の展開などを通して、事業継続計画(BCP)の普及・促進活動にも取り組んでいきます。
令和7年1月17日
兵庫県信用保証協会
理事長 遠藤 英二