兵庫県信用保証協会が発足したのは、戦後の混乱が色濃く残る1948年(昭和23年)のことでした。
百貨店の一室を借り、8人で保証業務を開始してから半世紀余―――。この間の兵庫県は、鉄道網や高速道路網の発達、明石海峡大橋の開通など大規模な基盤整備が進む一方、阪神・淡路大震災では甚大なる被害を被りました。兵庫県信用保証協会では、それぞれの時代の変化を適切に捉え、タイムリーな信用保証業務を展開することで、県下経済における中小企業金融の円滑化に尽力してきました。